みちのく
さいはて一人旅
2004.10.30〜31
去年から考えていたロングツーリング。いろいろ都合がつかなかったがようやく実行となった。
目指すは本州最北端の地。
同じ東北地方だが、距離は東京までよりも遥かに遠い。
すべて一般道を使って各駅停車の旅を楽しんだ。
行程・写真
山形市 松山
30日 午前10時半出発。 朝に急ぎの仕事があったので終わらせてから家を出る。
ガソリンを超満タンにするために敢えてセルフのGSへ。
普通ならまだ給油は必要ない量だったので、スタンドで「マンタン」なんてお願いして軽自動車でもないのに2000円分も入らないのでは、格好つかないからだ。
私の車の場合、ガソリンを給油口ギリギリまで入れると、油量計の針が一番上の目盛りまで下がるまで100Kmほど走る。
タイヤの空気圧も調整し万端の備えで出発。
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国道13号線
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1回目の停車駅
道の駅むらやま
11時30分 32.4Km

毎度おなじみの場所。暖かく行楽日和でたくさんの人でにぎわっていた。
駅のスタンプを押してすぐに出発した。
走りの方は徹底的に経済走行に勤める。
1500回転で60km/h、または2000回転で80km/hくらいがエンジンもスムーズィ〜で一番燃費が良い感じだ。
この車のエンジン(QR20DE)はかなり低回転からトルクがあり、前車のレガシィよりも低速ではパワフルな感じだ。
無論レガシィはターボ車なので、2500回転でプライマリー、4000回転手前でセカンダリータービンが過給されてしまえば鬼のような加速をするので比べるべくも無い。
余談だがQRエンジンの指定オイルは0W-20という超低粘度オイルである。オイル交換の費用は馬鹿にならない額になってしまう。
低速走行時は、50km/h以上でギアがトップに入るATセッティングのようだが、
40km/hでもアクセルを一瞬ポンと開けてやるとシフトアップしてトップギアのまま走行できるという事が経験上わかっている。
車はマニュアルモードなど無い、普通の電子制御オートマチックトランスミッションだ。
ATのコンピューターと対話するようにマシンを走らせる。我ながらマニアックこの上ない。
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尾花沢新庄道路
無料供用中なのでまあまあの交通量だが、有料になったらどうなるだろうか?
この道路のおかげで舟形の13号線もずいぶん静かになってしまったが、有料になればまたかつての賑わいが戻ると思う。
米沢南陽道路も無料なら良いのに。
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金山町付近
金山町は周りの山や丘、杉の林がとてもきれいな風景だった。
金山町の家は白壁に黒の柱や梁というのがアイデンテティーでありポリシーのようだ。
町並みもまた美しい。まさにアルカディア。
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秋田県へ突入した
小野小町が出迎えてくれた。
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2回目の停車駅
道の駅おがち
12時55分 114.8km

秋田の民族衣装の笠の形をした屋根が印象的な駅。
目的地を確認。遠い・・・
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湯沢市内
将来東北中央道となる横手湯沢道路は南端から湯沢ICまでの一区間が無料供給中だった。
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横手市からは国道107号線に入り岩手に向かう。
この道路は秋田自動車道とJR北上線と平行して走っている。
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ダンプの後ろには、あまり近づきたくない。
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3回目の停車駅
道の駅さんない
14時 152.1km

秋田県内2つめの駅
ウッディーらんどだけあって、木製品がたくさんあった。林業などが盛んな町なのであろう。
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岩手県に突入
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錦秋湖
満々と水を湛えてた湖を眺めようと思っていたのだが・・・
なんじゃこりゃ〜!
ダムの調整中で水はまったく給っていなかった。
下のほうにすこしだけ水が流れていてグランドキャニオンのようだった。
水没した昔の橋やトンネルが見えていた。
前に七ヶ宿湖でもこんな後景を目にしたことがあるが、
水没した道路や橋の光景は、ここに住んでいた人にとっては郷愁極まりないものだろうと思う。
錦秋湖付近の道は、きつくは無いが高速コーナーが連続するハイスピードコースだった。
路肩はほとんど無い。レーンも余裕があるとはいえない部分がある。
ミスったらコンクリートで覆われた山肌に激突するか、ガードレールを突き破って錦秋湖に沈むか、どちらかである。
だが、通行車両は、ことのほか飛ばしている。
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道の駅 錦秋湖
14時47分 181.1km
比較的新しい駅だが小規模だった。
ちょっとした農産物直売コーナーがあるだけで、客も少ない静かな駅。
駐車場のキャパシティーも20台ほどである。

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錦秋湖を出た後、今来た道を6kmほど逆戻りして、湯田町の中心部から北へ伸びる県道1号線へ入る。
国道4号を使わずに岩手県を北に一気に走れる穴場的ルートだ。
周りは山、田畑、小さな集落が点在しているだけ。車もほとんど走っていない。実に田舎な風景が広がっていた。
50kmほど走ってもコンビニの1件も無い。
ようやく、けんじワールドに行く交差点にホットスパー発見。立ち寄る。
ホットスパー
16時00 242km
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コンビニを出て少しすると御所ダムを通過し、雫石町の町外れで国道46号線に合流し盛岡市に向かう。
東北道の盛岡ICを通過するとだんだん賑やかな町並みになってきた。
この道路は盛岡の市街地の北あたりで国道4号線に行き当たるのだが、
4号線手前数キロのところで、渋滞にずっぽりとはまってしまった。
市街地を通らず4号線に出るルートもあったのだが、盛岡の町も見てみたかったので敢えて市街地を通った。これは失敗であった。


盛岡市内の4号線 市街地を抜けたらスムーズな流れに戻った。
盛岡の市街地を抜けると、あっという間に道路の両側は真っ暗な原野のような寂しい道になった。
地図で見ると、自衛隊の訓練場や岩手大の農業試験場になっているようだ。
順調に流れる4号線をさらに北上する。
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道の駅 石神の丘
18時00 296km

できたばかりの駅。(手持ちの地図では建設中となっていた)
とても広大な駐車場と駅舎だった。
駐車場も、ただ広いだけではなく、数十台ずつのブースに分かれており、
チェリーランドのように駐車場内をうるさく通過する車なども無く、また、大型車のブースも別になっていて、車中泊などには最高の環境のようだ。
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この辺を走っていると、カーナビには表示されない巨大で明るい建物がときどき目に付く。
東北新幹線の盛岡〜八戸間の駅だった。
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道の駅 三戸
19時30 365km
ついに青森県に突入。
蔵のようなデザインの駅。Pや施設はそれほど大規模ではない。
「普通車」と書かれた街中の月極め駐車場程度の広さのブースに入る。
入り口と出口が別になっているのだが、なぜか出口には鎖が張ってあった。
駐車台数が少なかったので、出るときは停まっている車の脇をすり抜けながら入り口から出れたが、
後からたくさん車が入って来たら奥の車は出るのがかなり面倒になりそうだった。
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車は順調に走り、十和田市へ入る。
ここは市街地を大きくバイパスする、大変快適なルートを通る。バイパス自体、できて間もないようだ。
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道の駅 とわだ
20時09 387km
新しく、とても大規模な駅。
地元の物を売る場所も大規模で、スーパーマーケットのようだった。
テレビを見ながらゆっくり休む。
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さらに北へ向かう。
道沿いにジャスコがあったので夕食や明日の朝食などを買いに立ち寄る。
巨大なイオンショッピングセンターではなく、普通サイズのジャスコだった。24時間営業だそうだ。
こういう知らない土地のローカルなスーパーに寄るのは好きだ。
あたかも地元の一人暮らしの男が何気なく買い物に来たように店を物色。
地元の生の方言などを聞くと遠くに来たことを実感する。
でも観光地の施設とかだと、いろんな場所から客が集まるので、こういう雰囲気はあまり感じない。
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道の駅 五戸
21時05 408km
施設はあまり大きくない駅。駐車場は、なんか会社の駐車場といった雰囲気の、真っ暗で何の味わいも無い殺風景な場所。
停まっている車も数台くらいしかない。妙に端っこの民家のそばに停めてある。どうやら単なるご近所住民の無断駐車のようだ。。
ここで、さきほど買った夕食を取る。
テレビをつけたらNHKで大阪発歌謡ステージをやっていた。大阪の雰囲気って、なんかいい。
テレビを見ながら夕食。

天童よしみの熱唱
考えてみれば、これが我が家唯一の液晶ワイドTVだ。
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野辺地を通過すると、いよいと陸奥湾沿いに北上する「むつはまなすライン」
真っ暗で判らないが、左側は陸奥湾である。

普通の片側1車線の道路だが、ほとんど一直線に走る。微妙にアップダウンや緩いカーブ、踏み切りなどもある。
ここからのアベレージスピードがとんでもなかった。
制限速度50km/hなので70km/hほどで走っていると、後続車からは何の躊躇いも無いように追い越しをかけられる。
80km/hでも遅いくらいだ。
郷に入れば郷に従えである。
90km/h前後で流すが、この速度でやらかしてしまったらダメージは致命的だ。
地元の車は踏み切りでも一時停止はほとんどしないようだ。これは驚きだ。
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道の駅 よこはま
22時03 457km
青森県横浜町である。人口350万の神奈川県横浜市も、開港前は横浜村でこんなただの漁港だった。
前に住んでいた横浜市鶴見区まで山形からちょうど400kmだった。457kmというと湘南のほうまで行ってしまうだろう。
ここの駅が今夜の宿となる。
車は数台止まっていて、みんな車中泊しているようだ。
車の後部を平らにしてシュラフをセットする。まったく寒くない。
携帯ラジオをつけて眠るが、AMは全然入らない。唯一FMでFM青森が入った。
二日目
雨の朝を迎える。
7時に起きると、車中泊の車は私だけになっていた。代わりにバイクツーリングのライダーが雨宿りしていたり、
業者が自販機の補充などの作業をしていた。
7時30出発
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雨のはまなすライン。ここだけ1kmほど4車線になっていた。
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むつ市に入る。

この辺はガソリンが激安だった。まだ余裕があったが、値段を見て迷わずマンタン給油した。
看板には102円とあるが、日曜日は1円引きということで、101円だった。現在の山形では考えられない値段だ。



下北半島を右回りに走る
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道の駅 わきのさわ
下北半島の左側
こじんまりした小さな駅。朝で客は数人だけだった。
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海峡ライン
地図では悪路となっていたが、新しくなっていた。非常に快適なワインディングが延々と続く。勾配やカーブは結構きつい。


ワインディングは50kmほどつづく。あなどれない。
途中には駐車スペースやトイレも完備


仏ヶ浦

ついに大間町に入った。天気も良くなった。
ラジオは北海道の局のほうがよく入る。
ノースウェーブを聞きながら走る。
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本州最北端の地
11時

北海道が見える

陸路の交通の便が悪いので、観光客がどっと押し寄せる後景は無い。逆に良い。
旅情あふれるこの地で、しばしたたずむ。


お土産に、するめと昆布を購入して大間を出発。
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国道338号線
下北半島を時計回りに走り出す。


このあと、また峠越え。大間に行く道は厳しい。
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むつ市で、ふたたび279号はまなすラインへ。六ヶ所村を通る338号のまま行きたかったが、時間が押してきたので断念。
野辺地でほたてを買う。生物なので、帰りは各駅停車ではなく、特急で帰る。
帰りのルート
野辺地
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国道4号線
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青森市
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ブルーモリスの本社発見

浅虫温泉
明るい雰囲気の大きな温泉街
通過する。
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青森市街へ入ったところ。
市街地を東西に貫く6車線の道路がすばらしい。
銀座から800km続く4号線もここで終点。そのまま7号線に移る。
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青森の市街地を抜けたところ。
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弘前市の手前付近。
岩木山は雲に隠れていた。
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7号線をノー休憩でガンガン走る。躊躇なく飛ばす。
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秋田県琴丘町
道の駅 ことおか
野辺地を出て1回目の休憩。
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秋田県象潟市
道の駅 象潟
走行中電話がかかってきたので、仕方なく立ち寄る。
すぐ出発
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酒田市
酒田のジャスコ内のガソリンスタンドに寄る。
リッター118円だった。
ただでさえガソリンの高い庄内だが、今朝101円を体験しているだけに、
値段の違いに驚いた。
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国道47号
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国道13号
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22時 自宅到着
帰路では長距離トラック並みのロングスパンだった。
総走行距離 1193km
野辺地で買ったほたては、まだ元気だった。
悪戯すると貝をパチンと勢いよく閉める。可愛い奴だ。
今回の総括
東北はでかい。
山形〜大間崎は、1泊2日ではきつい。
各駅停車では時間がかかり過ぎる。
一般道の旅は、やっぱり良い。
その町々のリアルな風景、風情を味わえる。
つまらない風景が続く高速道路では味わえないものだ。